鎌倉散歩
お天気の良い日曜日は、鎌倉に破魔矢を返しに行ってきた。
お昼ごはん食べてから家を出て、夕飯前に帰ってこれる場所というところにいまいち実感がわかない。鎌倉は今まで泊まりで行く旅行だったのだ。
そんなことはさておき、凄い人。やはり午前中に行くべきだったかな。
今年初めてのおみくじは私も夫も共に中吉。うん、いいかんじだ。
散歩がてら古着の和服屋でぞうりを物色。わずか畳3畳ぐらいの狭い店にはいると、先客がフランス語を話している。ん?夫婦かな?あ、ちがうか。アテンドかな?あれ?見たことある顔。
フランスの、特に地方菓子に詳しい菓子研究家の大森由起子さんとお連れのフランス人のおじさん。
へー、意外と背ちっちゃいな、この人。
どうしようかな、とまよったけど、あまりに狭い店なので、無視するのもな~とおもい、
声をかける。
「あの失礼ですが、大森先生でいらっしゃいますか?」
「はい。・・・?(誰?私この人しってたっけ?の顔をしている)」
「先生の本で、いろいろ勉強させていただいているものです」
「(ほっ、知らなくて当然)それはどうもどうも。。。」
つらつらつら。
明らかにプライベートだったので、すぐ話しを切り上げましたが、
「鎌倉にお散歩ですか?」とか、すごく気さくな人だった。
目当ての草履がないので店を出て、冷静になって思えば、
彼女はリッツエスコフィエの日本窓口になっているのだから、去年リッツ行ったことぐらい、いえばよかった。私がパティシエールの端くれでフランスの地方菓子をやってることくらい言えばよかったな~。とおもっても、今更おそい。一応いつも名刺持ち歩いているけど、役にたたず。(渡してどうするのか?とも思うけど)ま、いいのだけど。
で、結論は唯一つ。
いつどこで誰に会うか分からない。ということは、いつ小田さんにあってもいいように
話すことを考えておかないと!夫は「練習すれば?」というので、家帰ってから
練習しましたが。とりあえずは「こないだのクリ約行かせていただきました。」は必須でしょう。
鎌倉の話しに戻りますが、、、。
一度も行ったことのなかったいがらしろみさんの店でジャムを見学。
のつもりが、やっぱり入ると一つくらい、となる。一個700円。もうWECKの瓶ではなくなってた。タルトタタンのイメージで作られた発酵バター入りのキャラメルリンゴジャム。
どんな味がするんでしょうか?
帰りにレザンジュでお茶をする。
いつ行っても混んでて、毎回挫折していたが、今回は踏ん張る。
夫婦で山坂越えて自転車で帰ることを考えると、ここで食べたほうが明らかに美しい状態で食べれるのだ。
私はオペラ。 夫はどこに行ってもモンブラン。
オペラ、美味しい~。お店のスペシャリテだけある。
しばらくやってないぞ、オペラ。あー、作りたくなってきた。そしたら沢山食べれるし!
アントルメはしばらく作らないと腕が鈍りそうで怖い。
というわけで、いざ、近日中、決行すべし。
by psapied
| 2007-01-15 17:38
| お菓子