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今年最後のブログです

しばらくぶりの投稿。
何をしていたか、というと大掃除の傍ら、相変わらずのケーキな日々。
試作の渦に巻き込まれていました。あ、過去形ではなかった。
まだ試作中でした。

昨日は、気晴らしに、というわけでもないけど、ネットでは間に合わない材料を買いに
横浜に出た。クリスマスよりも断然、お正月前のほうが活気があるね。お正月は「イベント」ではない神聖さを感じます。

この頃になるといつも悩むのが、お年賀。
年末は大抵忙しいので、自分では作れず、市販品を買っていました。
大体ユーハイムのバームクーヘンの丸くておおきいの。
結婚挨拶のとき、夫が手土産で持ってきて以来、なんとなく縁起がよくて
よく使ってた。でもまあ、今年は、作ってみようかな、と思案中。
日持ちと常温が絶対なので、焼き菓子ですな。
おせちの合間、いつ作るかが問題ですが。。。

おせち料理は子供の頃から大好きで、ずっと親の手伝いをしていてなんとなく覚えた。
31日は朝からみんなでいろいろつくって、台所では良い匂いがして、
それが年末の風景として心に残っている。

結婚して最初の年は、夫にも手伝ってもらってフルでつくった。着物も着て、お屠蘇の用意して、全部支度して、、、ってやってたら小正月が過ぎた頃、ダウン。寝込んだ。
なので、以来、がんばり過ぎないようにしている。

ここ数年は夫の実家で年越しをして、年明けに私の実家へ行っている。
両家で作っても食べきれないので、おせちは義母と分担している。
私は伊達巻、栗きんとん、昆布巻きの3品と今年は酢蓮もやることにした。
煮物や田作り、煮豆なんかは義母のほうが断然美味しいので最初からお任せ。

最近はおせちも買う人が増えたらしく、デパートにいくと見本がたくさん。
詰め方の参考に見たりはするけど、なんか、すごく寂しい。
すべてとはいわなくても、煮物くらい、煮ればいいのだ。
伊達巻ぐらい、巻けばいいのだ。大変だったら家族に手伝わせるのだ。
それが食育。それが日本文化の継承。

我夫も結婚するまではお正月も山の中で迎えていた人なので、
おせちを手伝わせても全然分からなかった。
でも毎年やると昆布巻の巻き巻きも上手くなる。
というわけで明後日もお願いします。

今年ももう、あと3日。早い一年だった。
年明け早々、お菓子のコンクールのため散々試作でのた打ち回っていたら
なにか、夫の様子が変。でも聞き出す暇も無い。とおもっていたら、またもや長期出張のお達しが~。大体2ヶ月、とかいっても半年ぐらい伸びるのです。今回もやっぱり、で。先々の予定、全部、パーで。まあ、仕事ですから仕方ないのですが。だったら、私もチャンス??というわけで、思い立ってパリに留学。その後も英仏行ったりきたり、しばらくそんな生活をしていた。
帰国後は家探して、引越し。おかげでこうして新居で新年を迎えることが出来た。おかげさまで家族みんな元気で年越しが出来ること、本当にありがたいこと。

来年もおだやかな年でありますように。
みなさんもどうぞ健康でよいお年をお迎えください。
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by psapied | 2006-12-29 10:34 | その他

クリスマスパーティー

22日金曜日、ケーキ発送の山を越え、週末はゆっくりとクリスマスを楽しむことが出来た。
今年は実家で5人でパーティーをすることになり、いろいろ持ち寄った。
あんまりにも美味しかったので、メニューを公開。
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前菜:自家製きのこのオリーブマリネ
    テリーヌ、 生ハムと大根のくるくる巻き
    四国のオリーブ、自家製リエット
    トッポ(サラダプリッツと間違えて母が用意。でもおいしい。)
メイン:刺身用ホタテの火あぶり、チキンとポテト、インゲン、タマネギ、ニンジンのオーブン焼き    
サラダ:レタスときゅうりのマリネサラダ、ポテトサラダ
パン: バゲット、クグロフ(必須!)
ワイン:フランス大使館からもらったブルゴーニュワイン 
デザート:ホワイトチョコとフランボワーズのホワイトクリスマスケーキ、コーヒー
      
全部感動的に美味しいのは、やっぱり手作りしたことと、家族みんなで食べるからだと思う。
きのこのマリネとリエットは日経別冊に載っていて、初挑戦したのだけど、大成功。美味しすぎる。とくにリエットは、お薦めなので、ぜひお試しを。
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豚バラ500g 適当に安いので充分
白ワイン500g これも安物で充分
水 200g 
ローリエ2、3枚

これをただひたすら3~4時間煮込む。・・・と書いてあったけど、私は圧力鍋で15分。
肉がほぐれるようになったらザルで漉して、煮汁とわける。
実のほうを再度鍋に入れて強火で水分を飛ばしながらばらばらにほぐし、
ココットに詰めて、上から煮汁をかける。
冷蔵庫で冷やすと汁の油が白くなって固まる。
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ね?簡単でしょ?
保存食なので多分しばらくは持ちそう。
パンに塗るもよし、サンドイッチに入れるもよし、ポテトサラダとあわせてもいいかも。
白い油も捨てないでバター代わりに。すごく味がいいので。

バゲットは父お薦めのパン屋のもの。かなりフランスの味。
こんな美味しいパンにこの町で出会えるなんて!

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ワインはフランス関係のアルバイトをしたときに頂いたもの。
大使館にもらったんだから、当然といえば当然ですが、ものすごく、おいしい。まるでチーズのような、複雑な良い香りでリエットにも鳥肉にもすごくあう。もちろん、クグロフにも合います。

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ケーキはみんなで手作り。
自転車で運んだら少々壊れたけど、味はピカイチ!

美味しいものを食べるのは本当に幸せ。
今年もみんな元気に過ごせたことに感謝しつつ。。。 
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by psapied | 2006-12-25 11:45 | お菓子

フルーツケーキ大集合

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昨日はフルーツケーキの日。今年一年お世話になった人、ご無沙汰している人に送るために
沢山作った。同じ生地なのに、こうして型を変えるだけで随分と表情が違うのが面白い。

フルーツケーキは、思い出深いお菓子のひとつ。
自分の結婚式にイギリスのシュガーケーキを作り、中はどっしりと思いフルーツケーキにした。このころはイギリス流のレシピを使用。ベーキングパウダーが入らない。
低温で2時間かけて焼くので、何年も日持ちする。
結婚パーティーでその場で切り分けてお出ししたのだが、
食べた人の中で、今でもそのケーキの味がよかったとリクエストしてくれる人が何人かいて、
本当にパティシエール冥利につきる。

当時はまだ会社員をしていて、夜中の2時にケーキのカバリングをしていた。
今思うとよくやってたな、と思う。

その後、学校に通ったりで、今は違うレシピを使っている。そのときにちょうどあるドライフルーツを使ったりするので、毎回アレンジ物だけど。
レーズン、サルタナ、カレンツ(どれもぶどうの種類違い)の3種類は、ラム酒と自家製梅酒につけ込んだ2年もの。梅酒を入れると砂糖を入れたときよりも味がまろやかなのと、梅独特のよい香りが意外と合う。他に酸味の強いアプリコット、レモンなどを加え、今回はクリスマスを意識して、赤と緑のドレンチェリーも加えてみる。

数日置いたほうが美味しくなるので、お届けするころにはちょうどいいころかも。

ちなみに3段のウエディングケーキの一番上、一番小さいケーキはとっておいて、
結婚一周年の記念に食べるとか、最初の子供が出来て洗礼を受けるときに食べるとか(キリスト教の国では)、諸説あるけど、我家ではまだ冷蔵庫にそのまま冬眠、いや、熟成中。
多分、大丈夫だと思うけど、ちょっと怖い。

3月にイギリスで会った日本人&イギリス人のご夫婦もご自分達のフルーツケーキをまだ持っていて、(結婚10年らしいのですが、、、)こないだ見つけたところ、なんとケーキナイフも一緒に入っていたそう。

その後?只今別居中なので(爆)、そのまま閉じて冬眠に戻ったそうです。
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by psapied | 2006-12-21 11:03 | お菓子

H STYLE

パティシエの辻口さんが本を出した。
といってもレシピ本ではなく、雑誌を出版。そのVOL.1が発売された。
今やパティシエがケーキだけじゃなく、雑誌を作る時代なのか。凄い進化だ。
創刊号はもちろんご本人の特集。

いまや時代の寵児・スーパーパティシエの辻口さんのやることだから、
なんでも話題になる。ケーキ屋だけじゃなく、故郷石川県には美術館まで。
こないだ見た杉野さんとはまた全く違うタイプで、職人というよりも
アーティストなんですね、辻口さんの場合は。

いろんな人の、いろんな形があるな~と思う。星の数ほどのパティシエがいる中で、
私がここで、お菓子を作る意味っていったいなんだろう?
初心に帰ってまじまじ考えたりする。

作る側として、贈る側として、売る側として、食べる側として、、、。
いろんな思いがせめぎあい、常に頭の中をぐるぐるしている。
煮詰まったとき、こういう雑誌をぱらぱらみて、フランスの最新情報なんかを
みるのはとてもいい気晴らし。

最低でも一年に一度はフランスに行きたいと思うけれど、なかなかどうして。
リビングの壁のパリの地図をみてしばし妄想。
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by psapied | 2006-12-20 14:45 | お菓子

歌舞伎狂

我家に約1名、歌舞伎狂がいる。何かというと歌舞伎口調で返答するので、
先に進むのに時間がかかる。たった一度で大変気に入ってしまったらしく、
他の演目が見たくて仕方ないらしい。毎晩歌舞伎座のホームページをチェックし、
ああだこうだ言っている。歌舞伎はハマルって聞いたけど、ホントなのね。
結婚するまで、芸術鑑賞なんて全くしない人だったのに、いまや自分でコンサートの予約を
するまでに。昨日は電話が散々つながらず、つながったと思ったら「完売」といわれ、
しょげていましたが。。。

1月の歌舞伎座の案内を見ていて、見たことある名前を発見。
あ、都内に住んでたときのお隣さん。
そのころは全く歌舞伎に興味なかったので、「隣の歌舞伎屋さんが~」などといってた。
夏の花火大会のとき、外で花火を見ていたら、「うちの屋上のほうが良く見えますよ。どうぞ。」といわれ、上にに登らせてもらって一緒に花火を見た。
立ち居振る舞い、言葉使い、人に対する配慮が普通の人とは違い、やっぱりその世界の人、という気がした。パンフレットの顔は紛れも無く、ご本人だった。
十一代目、市川高麗蔵
結構凄い人だったのですね。。。。

来月1度くらいはまた行くかな。もちろん幕見で。
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by psapied | 2006-12-18 12:16 | 音楽

リサイクル商品

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先週思うように行かなかったいくつかの生地たち。
それらを何かに再生できないか?と考えて、ティラミスに変身。

買ったものはマスカルポーネチーズだけ。
あとは家にあった再生スポンジ生地と生クリームとココアとシロップを利用。
夫にも手伝わせて、二人で作る。エスプレッソマシーンは無いので、
コーヒーを濃い目にいれて代用。とっても簡単なおやつの出来上がり。
実家に持参したけど、好評でした。かなり砂糖控えているので、沢山食べてもくどくない。
器はあえてココットではなく、父が焼いた陶器の湯のみにしてみた。

コルドン行ってた頃も、実習が終わった後、生地のハギレやクリームの残りが結構でた。
それらを利用して何か一品、見栄えの良いおやつを考えるのが結構たのしくて。
こういうのって、ちょっとうれしい。主婦の喜び。
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by psapied | 2006-12-18 11:57 | お菓子

出来ました

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初めての干し柿、完成~。
こんなに小さくなってしまって、かわいそうなくらいだ。神棚にお供えしてから、いざ試食。

ん?あれ?甘くないよ。でも、美味しい。

日当たりのせいなのか、柿の種類なのか思っていたほど甘くない。でも自然な味がする。人工的でないかんじ。お日様に干すだけで渋が抜けて食べれるようになる。これってすごく不思議なこと。そしてそれを見つけた昔の人は凄いと思う。

試食したい人、募集中。
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by psapied | 2006-12-18 11:52 | お菓子

ロールケーキ

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今朝、ロールケーキを作った。近所のグループホーム(老人ホームの小規模版に近い)の
大掃除後に食べるおやつのケーキに。

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Buche caramel pomme キャラメルリンゴのロールケーキ
Buche framboise et chocolat blanc 木いちごとホワイトチョコのロールケーキの二つ。写真でみるとそうでもないけど、25cm、結構大きめにしたつもり。食べる人数が多いから、ちょっとだと寂しいでしょ。どちらもかなり甘さを抑えて考案。高齢の方にも食べやすくしてみた。そしてスポンジよりも具がたっぷりなのだ。そのほうが好きだから。






でもよく考えたら、高齢者向けに抹茶味とかすればよかったのかな?
とも思うのだけど、和風のフランス菓子はどうもあんまり好きになれないので
あんまりやったことがない。和栗のモンブランくらいなら、ありだと思いますが。
本当のフランス菓子の美味しさを出来るだけいじくらずに食べてほしい、と思うから。自分がフランスで散々食べて感動して、元気をもらった「あのフランスで食べた味」を、日本で気軽に食べてほしいというのも私の店のコンセプトなので。

でも食べたいケーキを食べてもらったほうがいいのだから、そういうのも要望があれば
考えたほうがいいんだろうかねぇ。。。ま、そんときはそんときで。

今年の我家のクリスマスケーキは、このロールケーキをいじくってBuche de Noelを作ろうと思う。 (予定)
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by psapied | 2006-12-15 16:59 | お菓子

ありえない!

といいつつ、これは現実なのだからしっかり受け止めねば。

ここ数日お菓子の神様(サバラン様?カレーム様?エスコフィエ様???)
に見放されたのか、単なる私の集中力がかけているか、はたまた両方か、
新作で今日は2品目も失敗しました~。はい~。さすがにへこみ~。
でもへこんでいる時間はない。念のため材料は2回分用意していたので、
時計と睨めっこして再出発。
失敗連鎖を断ち切るがごとく、脳みそをフル回転してやりなおし。
いま、焼いてるところ。8時過ぎにヤマト運輸が取りにくる。
今日はまだまだ私の残業は続きます。

原因は、新しいオーブンの癖が分かりきっていないことが一点、それと
以前とちょっと変えてやってみると、とんでもない結果になったりして、
あーあーあー。

あんまり失敗しないほうなのですが、といっても食べれる失敗ですが、
納得できないものは人には提供できませぬ。むむ。

Mon dieu!!!
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by psapied | 2006-12-14 19:00 | お菓子

今日もぐるぐる

上手くいく日もあれば、そうでない日もある。
お菓子の開発って本当に難しい。あと一歩のところで、納得できなかったり。
今日は久々?でもないか、の失敗で、味はとってもいいんだけど、見た目が~。
そこでそれを全部ポイ!してしまう人もいるけど、私は絶対にできない。
食べれないほど焦げたとか、そういうのなら別だけど、
食べられるものを捨てるというのは、罰当たりな気がしてどうしてもできないのです。
で、どうするのかというと、私が散々試作していることを知っている相手に食べてもらうしかないわけ。つまり、夫、実家、夫の会社の人々。うちは職場結婚だったので、夫の会社の人々=私の元同僚。明日も満員電車の中持って行ってもらうしかないかな。。。

気晴らしに近所を散歩。
以前都内に住んでいたときよりも格段田舎なので、空気が良い。
紅葉を見ながら、新しい道を行ってみる。
今日は川沿いの遊歩道をみつけて歩いていたら、鴨が気持ちよさそうに川を泳いでいた。
野菜の無人販売がある。干し柿を干している軒先が見える。
近所の個人商店にゆうぱっくを出しに行くとお店のおじさんはやり方がわからないので、
私が説明、料金自己申告。常連さんがお酒を買いに来て、お金を払った後レジの前で開けて飲んでいる。
おしゃべりにきたようだ。

いい。このなんともいえない田舎感がすごくいい。引越してきてよかったな~とつくづく思う。
ここは夫が若い頃過ごした町なのだけど、私もとても気に入っている。
この土地の名前をつけたお菓子をいつか考えたいとおもう。
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by psapied | 2006-12-13 21:43 | お菓子
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Patisserie a piedの番外編  


by psapied
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