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スウィーツと米軍基地

以前からずっと気になっていた「スウィーツ」という言葉についての考察。
反論を恐れず、書きますが、夫の助言もあり、かなり端折って。

スウィーツということばを聞くといつも違和感を感じていたのは私だけなのだろうか。
ここ数年盛んに使われるようになった言葉に思えて、私には受け入れがたいものがあり、自分では決して使わないようにしていた。甘いもの、お菓子、ケーキの類の総称として、横文字一つで誰にでも分かりやすい言葉としてスウィーツという言葉が広まったんだとおもう。
昨夜も辻口さんの雑誌を見ていて、あたりまえだけどスウィーツということばの乱立をみて、
なんとなく、この違和感の謎が解けた気がするのだ。

私は何かそこに、バブリーなものを感じるのだ。

・・・省略。

米語は便利。海外旅行行くにも米語が分かっていればなんとかなるし、
今のところ、いや多分一生、使う予定が無いけれど、英語の中高教員免許もとった。
(こういう私のような人が免許を終身で持っていることに対する問題は省略)
初めて学んだ外国語が英語という名の米語で、楽しくて水を飲むように勉強したけれど(当時は!)マイナー言語をやるようになって、この英語至上主義にかなり違和感を抱くようになった。
他国を知る、自国を知る術としての外国語ならば、英語でなくても
フランス語でもドイツ語でも、カンボジア語でもいいわけで。
あきらかにそこには国としてのパワーバランスがあるわけで。

・・・省略。

つまり、米軍基地と同じだと思うわけなのです。

なので、私はフランス菓子に特化してやっているので、基本的に食べはするけど
他の国のお菓子は自分では作らない。まだフランス菓子きわめていないので、
手を出さない、という意味も含めて。コンセプトが混じるのも嫌なので。
裏を返せば不器用なんだろうけどね。

よって、パティスリーでパティシエールですが、「スウィーツ」は作りません。
「パティスリーフランセーズ=フランス菓子」なのです。

食べる人にとってはどうでもいいことなんですがね。
この投稿に対してのご意見は受け付けません。勝手な妄想に近いので。はは。 

by psapied | 2007-01-10 10:53 | お菓子
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Patisserie a piedの番外編  


by psapied
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